校長ご挨拶
杉並ラグビースクールは、1987年秋に初代校長の山田宏と数名のコーチ、数名の男女小学生が杉並第十小学校のグランドで練習をするようになって始まりました。現在では杉並区の内外から、幼稚園年少さんから中学3年生まで総勢190名を超える子供たちが集まり、思い思いにラグビーを楽しんでいます。
杉並少年ラグビースクールの指導方針は子供たちが仲間を思いやり、全力を出して大人ではなく子供たちが本気で喜び、本気で悔しがる体験をすることです。子供たち全員が主役であるという考え方に基づき、試合には原則全員が出場し、それぞれが自分のやり方でチームに貢献しています。これは結成以来37年間、一貫して変わっておりません。
スクールの活動としては毎週日曜日の練習の他、有志による自主練習、東京都ミニラグビー交流大会などの公式試合や他のスクールとの交流戦を行なっています。毎年、夏の菅平合宿には低学年から参加し、全国各地から菅平高原に集まる多くのスクールと交流試合を行っています。杉並区教育委員会後援による『ラグビー教室』も年に数回開催しています。また当スクールは1998年以来、約30年以上にわたり継続的にオーストラリアのチームと国際交流を行なっています。
コーチ・スタッフは全員、生徒の父母を中心としたボランティアです。ラグビー経験の有無に関わらず、多くのお父さん、お母さんたちが子供たちと一緒に、35年にわたる「杉並らしさ」を大切に毎週の活動を楽しんでいます。
ラグビーは一生懸命に深く関われば関わる程、素晴らしい体験ができるスポーツと思います。感激、感動がいっぱいあるラグビーを、皆さんもぜひ一緒に楽しみましょう。
杉並ラグビースクール校長 谷口史雄