2/8OG平野優芽選手に杉並区スポーツ特別栄誉章

先輩の平野優芽選手に質問する杉並少年ラグビースクールの女子選手たち

 東京五輪のラグビー女子7人制に出場した、杉並少年ラグビースクールOGの平野優芽選手(21)に2月8日、杉並区スポーツ特別栄誉章が贈られました。受章第1号です。
 区役所で行われた授与式に、平野選手は合宿中の埼玉県熊谷市からリモートで出席。「子どものころからの夢がかなったが、成績は最下位。チーム、個人ともに不完全燃焼で、悔しく苦しい大会になりました。3年後のパリ大会でメダルを取りたい」と力強く語りました。

合宿先からリモートで出席した平野優芽選手

 会場には、スクールの後輩の女子選手4人が招待され、画面の向こうの平野選手を相手に質問コーナーもありました。五輪後の昨年11月、7人制女子日本代表「さくらセブンズ」の主将に就任した平野選手は「キャプテンになって心がけていることは何ですか?」と聞かれ、「チーム全員に積極的に声をかけ、気持ちが落ちていないかなどを確認するようにしている」と答えました。また「一番きつい練習は?」と聞かれ、「筋力トレーニングや走る練習は自分も苦手。でも、勝つために仲間と励まし合っている」と笑顔で答えていました。
 授与式は時間の関係で2人しか質問できませんでしたが、式終了後にテレビ電話で他の2人からの質問にも丁寧に答えてくれました。
 平野選手が同じ杉並少年ラグビースクールOGの松村美咲選手と一緒に参加した熊谷合宿のレポートが日本協会HPに載っています。